稲盛著「生き方」を要約しました【もっと早く読んでいたかった一冊】
お勧めしたい人
- キャリアアップを目指す若手ビジネスマン
- 人間関係やコミュニケーションに悩む中堅社員
- 仕事とプライベートのバランスを整えたい働く人
悩める男性「職場で徐々にプレッシャーや将来への不安が増えてきたけど、自分の人生を見つめ直す方法を知りたいなぁ。」
こんな人向けに、当記事で詳しく稲盛 著「生き方」を要約しました。効率的に内容を学びたい、本書を購入するか検討したい、という方は数分で読める内容なので、どうぞ。
わくらく(筆者)「2004年の刊行以来、150万部を突破した不朽の〝ロング・ミリオンセラーだよ!」
どうも「わくらく」です。大した人間ではないですが、ちょこっと自己紹介します。プライム上場企業営業で一位になり、最速昇進サラリーマンを謳歌し、今は時価総額1,000億円超えの企業に転職しました。この成果が残せたのは、控えめに言って読書のおかげだと思っており、その恩恵を多くの人に届けたいという思いから、本サイトを運営しております。そのため今は、サラリーマンの傍ら、影でこっそりブログ更新をする日々を送っております。■Twitterはこちら»■もっと詳しい自己紹介はこちら»
目次
稲盛 著「生き方」を要約
動画解説はこちら
成功への道のり
本書では、成功への道のりは、自己改革と持続的な努力によって築かれる。と示されています。
もちろんこれは、稲盛氏の自身の経験をもとに、成功するためには自己改革と持続的な努力が必要であると説いています。
わくらく(筆者)「京セラの創業者として成功を収めており、彼の言葉には説得力があるね!」
経営者のあり方
経営者は、ビジョンを持ち、従業員を大切にし、倫理観を持ったリーダーシップを発揮すべきだ。
本書ではこのようにも述べられています。
実際に、京セラでは、経営者としての稲盛和夫がビジョンを示し、従業員を大切にする姿勢を貫いていることで、企業の発展を牽引していますね。
個人的に感銘を受けたのは、細かい表現は違うかもしれませんが、以下の言葉です。
言葉
- 楽観的に目標を設定し、緻密に計画をたて、大胆に実行せよ
それぞれの会社内でのポジションに応じて、上記のどこを自分が担うかは人それぞれですが、非常に本質的で深いな、と思いましたね。
人生哲学の5つの柱
稲盛流の人生哲学は、「感謝」「努力」「自己反省」「目標設定」「継続」の5つの柱から成り立っています。
やはりこれも、稲盛和夫自身がこの5つの柱に基づいて人生を歩んでおり、それが彼の成功につながっている。これが根拠の裏付けです。
稲盛流の人生哲学は、「感謝」「努力」「自己反省」「目標設定」「継続」の5つの柱に基づいており、これらを実践することで成功や幸福につながるとされています。
仕事と人生のバランスを整える
仕事と人生のバランスとは、自己成長と家庭や友人との時間を大切にしながら、全力で取り組むことが重要です。
稲盛氏自身は実際に、家族や友人との時間を大切にしつつ、ビジネスにも全力で取り組んできたことでも知られていますね。
今日から始めたい具体的ステップ
自己反省の重要性とその方法
自己反省は成長のために欠かせない要素であり、客観的な視点で自分を振り返ることが重要です。
稲盛氏自身も当然、日々自己反省を行い、その結果を次の行動に活かしてきたことが彼の成功につながっています。
わくらく(筆者)「僕の尊敬する先輩も、毎週金曜の17時に30分だけカレンダーをブロックして、振り返りをしているって聞いたことあるなぁ。」
自己反省は成長のために重要であり、客観的な視点で自分を振り返ることで、より効果的な成長が期待できるので、当たり前のことのように聞こえますが、”日々”行うことが超重要です。
勤勉と努力を続ける
本書では、勤勉と努力を続けることで、自分の可能性を最大限に引き出すことができると主張しています。
ほぼ全員と言えるほど、厳しい目標を設定し、努力を惜しまず取り組む姿勢を持つ人物が、ビジネス界で成功を収めていますよね。
これも何か目新しい秘訣があるわけではなく、コツコツ努力できる人間が勝つ、ということなんですね。
メンタルスキルを磨く
メンタルスキルを磨くためのヒントは、ポジティブな考え方を持ち、適切なストレスマネジメントを行うことです。
ポジティブな考え方を持ち、ストレスを適切にコントロールすることで、多くの困難でも、随所で冷静な判断を行い乗り越えることができます。
わくらく(筆者)「よく優秀なビジネスマンは、朝早起きして優雅に朝の時間を過ごし、心に余裕を持たせている、と聞くのもこれの一環だね!」
人間関係とコミュニケーション術
人間関係を築くための基本的な考え方
人間関係を築くための基本的な考え方は、相手を尊重し、感謝の気持ちを持ち続けること。
本書ではこう述べられています。
稲盛氏自身も、周囲の人々に対して敬意と感謝の気持ちを持ち続けることで、多くの信頼を築いてきたようです。
人に好かれるコミュニケーション
相手の話を真剣に聞き、共感を示す。
これもやはり重要です。
自分の上司が、1on1などで自分に対して、そこまで興味を示してくれない時は悲しいですよね。この悲しい感覚をいかに回避するかが重要なようです。
チームワークを高める
明確なビジョンを示し、メンバーの意見を尊重する。
本書では、上記をかなり重要視して、随所で主張されています。
深くは、「稲盛和夫オフィシャルサイト」でも解説されているので気になる方はこちらもどうぞ。
幸福感と充実した人生の追求
幸福の源
稲盛氏が見つけた幸福の源は、自己成長を追求し、周囲と良好な人間関係を築くことです。
私もそうですが、自己成長を追求し、周囲と良好な人間関係を築くことで、幸福感を得ていることが多いです。
わくらく(筆者)「会社の日報で振り返りをする際、自分の小さな成長に気づけて幸福を感じる人も多いはず!」
改めてですが、幸福の源は、自己成長を追求し、周囲と良好な人間関係を築くことであり、これによって幸福感を得ることができる、ということですね。
自己実現を目指す
自己実現を目指すための考え方は、自分の強みを活かし、目標に向かって粘り強く取り組むことが重要です。(経営者には絶対条件!)
これは稲盛氏の限らず、様々な成功者が共通して発信されている印象ですが、何事も決めた目標に対しては、「強い志」を持つことが重要だと言われますよね。
日々、目標に向けて取り組みを続けていくと、時には失敗に感じる出来事も当然起きます。そしてその出来事が重なることで、悲観的なイメージの解像度ばかりば増す事もありますよね。
この感情と戦うことが重要だと、本書では述べられているので、ぜひ意識してみて下さい。
日々の習慣
充実した人生を送るための日々の習慣は、目標設定、自己反省、勉強、健康管理など、自己成長につながる活動を継続することです。
実際に私の尊敬するビジネスマンは共通して、早起き、という習慣があります。理由も共通しており、朝が一番生産性が高く、世の中が活動する前の時間のため集中しやすいという利点があるためです。
まずは、早起きから実践してみるのも手かもしれませんね。
若者へのメッセージ
若者に贈る「生き方」のアドバイス
若者に贈る「生き方」のアドバイスは、自分の価値観を大切にし、挑戦し続けることです。
自分の価値観を大切にし、挑戦し続けることが、若者の自己実現を果たせると本書では述べています。
わくらく(筆者)「よし、自分の感情に嘘をつかず、挑戦するぞー!」
若者への期待
本書曰く、時代を切り開く力を持つ若者への期待は、持ち前のエネルギーと柔軟性を活かし、新たな価値を創造することです。
今って、現代の若者が、テクノロジーやビジネスモデルなどの分野で、新たな価値を創造していますよね。
わくらく(筆者)「最近はAIの話題で持ちきりだよね!」
こんな感じで、時代を切り開く力を持つ若者への期待は、持ち前のエネルギーと柔軟性を活かし、新たな価値を創造することで、未来を切り拓く、という内容でした。
読んでみた感想
稲盛和夫著「生き方」を読んで、まず驚いたのは彼の哲学が自分の人生にも大きく影響を与えると感じたことです。
特に、成功への道や人生哲学、人間関係の築き方についての部分は目からウロコでした。実際に、自分はこれまで職場での人間関係に悩んでおり、チームの雰囲気作りがうまくいかない状況でしたが、稲盛氏の言葉が具体的かつ簡潔に解決策を示してくれましたね。
また、仕事とプライベートのバランスを整える方法に関するアドバイスも大変役立ちました。真面目で向上心が強い性格のため、仕事に没頭しすぎてしまい、家族との時間が犠牲になっていたのですが、この本を読むことで自分自身のライフスタイルを見直すきっかけになりました。
さらに、稲盛和夫の言葉は、現代のビジネスマンに対する励ましや、若者への期待に溢れており、読み進めるうちに自分も彼の考え方を取り入れて成長していきたいと強く思いました。
最終的に読み終えると、「生き方」は、自分自身の人生に新たな視点や気づきを与えてくれる一冊であり、これからも手元に置いて何度も読み返したいと感じましたね。
FAQ
稲盛和夫は何がすごいのか?
稲盛氏がすごいのは、京セラ創業者としての実績、経営哲学、人生哲学を持ち、多くの人に影響を与えている点ですね。
稲盛和夫の人生で一番大切なものは何か?
本書を読むに、稲盛和夫の人生で一番大切なものは、自己成長と人間関係だと感じます。
稲盛和夫の名言は?
個人的には、稲盛和夫の名言で一番好きなのは、「努力することが最高の楽しみである」という言葉です。
稲盛著「生き方」を要約してみて:まとめ
稲盛著「生き方」を要約すると、成功への道のり、経営者のあり方、人生哲学、仕事と人生のバランス、自己改革、人間関係、コミュニケーション、幸福感、充実した人生の追求、若者へのメッセージと期待などが主要なテーマとして取り上げられていました。
そのため、ぜひ冒頭の再掲ですが、以下の人たちにはぜひお勧めしたい必読書です。
お勧めしたい人
- キャリアアップを目指す若手ビジネスマン
- 人間関係やコミュニケーションに悩む中堅社員
- 仕事とプライベートのバランスを整えたい働く人